地元の優良企業に出会える
仙台「四方よし」
皆さんは、「仙台『四方(しほう)よし』企業大賞」を知っていますか?
商売の心得とされる「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の三方よしに、「働き手よし」を加えたのが“四方よし”。
本業を通じて地域貢献や快適な職場環境づくりに取り組む地元の中小企業を、年に一度表彰するという平成28年度から始まった仙台市の取り組みです。
今回は、この「仙台『四方よし』企業大賞」に平成29年度企業大賞を受賞した株式会社サイコーにお伺いしました。
古紙回収、一般廃棄物・産業廃棄物収集運搬・処分等を行っている同社がどのような取り組みをしているのか聞いてみましょう!
受賞後、郡和子仙台市長と記念撮影をする代表取締役の齋藤孝志さん
古紙回収の新しい考え方
リサイクルポイントシステム
受賞にあたって高く評価されたのが、スーパーの駐車場などで最近見かけるようになった「古紙リサイクルポイントシステム」。
これまで、決められた日に出さなければならなかった古紙を、好きなタイミングで持ち込め、その重量に応じてスーパーで使用できる割引券やポイントがもらえるという画期的なシステムです。
こうした資源循環型社会の実現に向けた取り組みは全国に広がり始め、各地で高い評価を受けているんです。
地域環境はもちろん地球環境にも重要なことなので、これからますます求められることかもしれませんね。
誰でも簡単に利用でき、リサイクルにも貢献できる
社員とともに成長し
顧客感動を目指す
サイコーで働く皆さんは、いつも笑顔。
お話しを伺う際も、楽しみながら仕事をしている空気が伝わってきました。こうした社内環境も、今回の受賞の重要なポイントに。そこには、社員の意欲を醸成するための多様な取り組みがありました。
例えば、地域の方に喜んでもらえたこと、社員が頑張ったことを意見箱に集め表彰する「グッと来たで賞」や、上司や同僚から業務上の優れた点などのコメントをもらう「グッドジョブカード」があります。
嬉しいことを共有したり、頑張ったことを褒めてもらえたりするのは、自分が必要とされていることが再認識できてモチベーションもグングン上がりそうです。
他にも、子どもを職場に招いて、働くお父さんとお母さんを子供たちに見学してもらったり、お仕事の体験をしたりする会社見学会など年間を通して社員のための取り組みが多々あるのも、サイコーの魅力。
こうした環境があるからこそ、社員一人ひとりが地域の方々にもっと喜んでもらおうという思いが強くなるのかもしれません。
まるで大きな家族のような温かい職場で、地域から必要とされる仕事ができるというのは、とても素敵なことですね。
受賞おめでとうございました!
本社前でパシャリ! 楽しい雰囲気が伝わってくる
仙台・宮城の素敵な企業探しに「仙台『四方よし』」をチェックしてみるのもいいかも。
次回はどんな企業が選ばれるか楽しみですね♪