HOME  > LIFE & WORK > Future city
アンファミリア・ヘッズ —見慣れない頭部—

LIFE & WORK

Future city
アンファミリア・ヘッズ —見慣れない頭部—

NYにてメイクの経験を積む傍ら、ヘッドピースの制作に取り組み、マンハッタンのギャラリーで個展「Unfamiliar Faces」を開催した、仙台出身のヘアメイク & ヘッドピースアーティスト Yoko Zaikawaの作品を紹介。

Dec 27, 2018       

アンファミリア・ヘッズ —見慣れない頭部—
第12回「Future city」 (未来都市)

「レトロフューチャー」というお題で、昭和の時代に人々が思い描いたような21世紀の未来都市をイメージした作品です。動画のタイトルは「Future city(未来都市)」。

ロケは、工場夜景スポットとしてマニアには有名な工業団地エリア、神奈川県川崎市の東扇島で行いました。工場夜景は前から好きで見学したいと前から思っていたので、思わぬ形で実現して嬉しかったです。

撮影は、大きな台風が来た直後で、台風一過で天候はよかったのですが、海沿い特有の潮の香りのする強風(いつもそうなのか、その日がたまたまだったのか)の中で、機材の三脚が何度も倒れたり、ストロボにつけたセロファンが飛んだり、モデルさんが風にあおられて倒れそうになったりと、とにかくいろんなものが吹っ飛びながらの夜ロケとなりました。

今回制作したのは、もはやヘッドピースではなくて体に装着する物体。車のシートに取り付けるフックという便利グッズを大量に入手して、一部を分解加工しながら制作しました。徐々にヘッドピースやマスクの領域から、作品が巨大化しているのは自覚しています。もっとでっかいものも作りたい気満々です。

フォトグラファーの宿野部さん撮影の写真に一部エフェクトをつけて編集した動画もあわせてご覧ください!


 

「Future city」 2018年 
素材:自動車座席用フック、ワイヤー
Photo:Takayuki Shukunobe
Styling/ Make-up :Yoko Zaikawa
Movie edit:Yoko Zaikawa

Posted in LIFE & WORKTagged , , ,

pagetop