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アンファミリア・ヘッズ —見慣れない頭部—

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Japanese num
アンファミリア・ヘッズ —見慣れない頭部—

NYにてメイクの経験を積む傍ら、ヘッドピースの制作に取り組み、マンハッタンのギャラリーで個展「Unfamiliar Faces」を開催した、仙台出身のヘアメイク & ヘッドピースアーティスト Yoko Zaikawaの作品を紹介。

Nov 19, 2018       

アンファミリア・ヘッズ —見慣れない頭部—
第11回「Japanese num」 (日本の尼僧)

若い尼僧(にそう)のお友達に、モデルをお願いして実現した撮影。福島県にあるお寺にて、夜間や早朝の時間に撮影を行いました。

お寺には快くご協力いただき、本堂や座禅堂、お庭での撮影のほか、宿泊施設まで利用させていただきました。我々撮影チームが到着して準備が整った夕方に、ご住職自ら興味津々と撮影風景をのぞきに来てくださったりもしました。

ヘッドピースが4つと、ヘッドとフェイスのペイント5パターンの撮影をしました。11月末の夜……寒い中で高い鐘撞(かねつき)堂に登ったり、日の出前の早朝のこれまた寒い中、本堂前に薄い袈裟(けさ)姿で佇んでもらったりと、モデルになってくれた尼さんには寒さを気合で乗り切ってもらった感が否めません。

朝の撮影で顔から頭までカラフルな迷彩柄にペイントされた後、メイクを落として庭掃除のお勤めに向かう姿が印象的でした。


 

「Japanese num」 2017年 
素材 : 糸、ワイヤー、木の枝、平ゴムなど
Photo : Takayuki Shukunobe
Headpiece/ Make-up : Yoko Zaikawa

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