この企画の提案を受けたのは、私が東北大学学友会報道部を引退した直後のことでした。
そこから1年。
「+suki」はこれをもって最終回です。
これまで6+1人を紹介しました。
取り上げたいと思っていた方全員をご紹介できなかったのは残念でしたが、それでも宮城を元気にする学生を取り上げられたと思います。
まずは皆様への御礼から。
村川さん、大木さん、川村さん、佐藤さん、大村さん、新妻さん。番外編のエラさん。
取材に応じてくださり、また取材後もさまざまな形で関わってくださり本当にありがとうございました!
皆さんの思いに私も勇気づけられ、思いの「タスキ」を受け取ったように感じました。
これからの皆様の活躍を祈念しております。
また、ともに卒業を迎える村川さん、大村さん、新妻さん、ご卒業おめでとうございます!
そして、読者の皆様、応援してくださったすべての皆様。
拙い記事ながら、ご覧いただきありがとうございました。
この記事を通じて、「宮城にいる学生は素晴らしい人たちだらけなんだ」と感じてもらえれば幸いです。
私は就職を機に宮城県を離れます。
これに伴い、宮城県と身近な存在となることが難しいこと、
そして何より卒業によって学生ライターの立場とならなくなることとなり、
「+suki」の継続は難しいと判断し、記事執筆のゴールテープを切ることとしました。
とはいえ、「+suki」で取り上げられた方たちの思いが引き継がれる限り、この企画には終わりがありません。
そして、取り上げた方たちのような思いを持つ学生がいる限り、宮城はまだまだ発展し続けますし、実際にたくさん存在します。
ですので、「+suki」に携わった皆様、読者の皆様には、今後もこうした宮城を引っ張る学生たちを支え続けてほしいと思います。
これが唯一のお願いです。
ぜひ「+suki」の思いをつなぐ次のランナーになってください……!
特に今は新型コロナウイルスの感染が広がっていることもあり、学生活動は存続が難しくなってきつつあります。
さまざまな思いを持っていても、それを発信したり形にしたりすることがままならず、悔しい気持ちをぐっとこらえている学生たちも多いです。
ですが、この感染が収まったころには、新型コロナウイルスによって失われた一生に一度の青春を、頑張って取り戻そうとするはずです。
そしてそんな学生たちによって、社会を動かす大きなエネルギーが広がっていくはずです。
新型コロナウイルスが落ち着いた際には、そんな疾走する学生たちに、沿道から熱い声援を投げかけてもらえればと思います。
私自身も新型コロナウイルスの影響を受けました。
特に東北大学での卒業式がなかったため、卒業したという実感を分かち合えない中での旅立ちとなりました。
それでも新たな土地での生活にはワクワクしています。
これからも新天地で多くの人の思いをつなげられるように走り出してまいります。
第6回・新妻さんがMCを務めたイベント「MARUFES」にて。(撮影:新妻さん)
最後に、宮城で生きる学生たちのエネルギーがこれからも大きくなっていくこと、
そして学生たちの熱い思いを受け取る人たちが増えていくことを心から願っています。
令和元年度東北大学文学部卒業生
「+suki」学生ライター
村上敦哉
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