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インディーズ・インサイダーズ 第2回 Sugarnote(シュガーノート)

聴け! インディーズの声を!
ハウれ! インディーズと共に!

宮城県を中心に活動するイチオシのインディーズ・ミュージシャンたちのインサイド情報を、1問1答でお伝えする『インディーズ・インサイダーズ』。
気になるバンドが見つかったら、ライブハウスで生音を聴け!

※このコーナーは、仙台・宮城の地元ミュージシャンを応援するWebメディア「ロコノオト」が担当しています。

Sep 10, 2019   

第2回 Sugarnote(シュガーノート)
 

 
2017年活動開始。27歳。
シンガーソングライター 310のソロプロジェクト。

どこかからの帰り道にふと思い出した気持ちや言葉。
そういうものって家に着く頃には忘れてしまいそうで、今、誰かに伝えておきたいって思うことがある。(なんだか少しワクワクしていたり)
そんな気持ちがメロディーにのって、そこにはいない誰かに向けて、話しかけるように歌になっている。
そんな歌を歌うSugarnoteのインサイド。

MV

公式Webサイト https://sugarnote.jimdo.com/
Twitter https://twitter.com/sgnt_jp
Instagram https://www.instagram.com/sugarnote_jp/
Youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCa_Xj_zI08B3JJDas6JM9yA

 

Q1:あなたのお気に入りのBGMを教えてください

 
普段はストリーミングで沢山の音楽を聴いているから、1曲に絞るのはとても難しいけど、その中で2曲、紹介します。

1曲目は、アメリカ・ロサンゼルスを拠点に活動しているシンセポップバンド、LANY(レイニー)の「Super Far」という曲。
LANYの曲は、80年代のポップスを彷彿とさせるようなシンプルかつ軽快な音楽なんだけど悲しいことや大切に想ってることを淡々と歌っていて。踊りながら泣いてしまいそうな、センチメンタルなのに重くなくて生活に溶け込んでしまうような、どこにでも持ち歩けちゃう音楽です。

2曲目は、小袋成彬(おぶくろなりあき)の「E. Primavesi」という曲を紹介します。
僕の1才上の音楽家なんだけど、本当に生き方や音楽的な部分に関してもかっこいいなと思う人で。
この曲は記憶の断片のつぎはぎみたいに朧(おぼろ)げで儚(はかな)くて、綺麗な詩世界と気だるいサウンドスケープがマッチしていて。音楽というよりも絵画を見てるような感覚になります。
夜に聴きたくなる曲かな。

Q2:生で音楽を聴く楽しさ、ライブハウスの魅力を(あなたの言葉で)教えてください

 
CDもいい。ストリーミングで沢山漁って聴くのもいい。
だけど、やっぱり生演奏が一番。
音声データじゃなく、その場で音楽を生み出している人と同じ場所で時間を共有するということはめちゃくちゃレアだし、音のわくわく感が違う。うまく言葉にならないけど、それくらいにいいものだよ。

Q3:仙台のお気に入りスポットを教えてください

 
SS30(エスエスサーティ)っていうビルの30Fにある展望台フロア。
夜になると仙台の夜景が無料で一望できるんだよね。
僕は一人で癒されたい時に行くんだけど、デートとかにもおすすめです。

Q4:愛用の楽器・機材を教えてください

 
・Fender Stratocaster
前のバンドの時に、友達とギターを交換して手に入れました。
説明する必要がないくらい有名なギターだけど、その人の嗜好性とか音作りに一番左右されるギターだと思います。
どんなジャンルでもそつなくこなしてしまう万能な奴ですね。

・MacBook Pro
ライブで音源と同期させる為に使用します。あとは作曲や作詞の時にも使います。
20歳くらいの時からずっとMacで曲作りや音源制作してるから、もうこれがないとだめだってくらいに依存度が高い楽器です。
もう楽器と呼んでもいいくらいです。

・エフェクターボード
僕のサウンドを支えてくれてるエフェクターたち。
そんなに高価なのは入れていません。
シンプルイズベストです。

Q5:音楽をやっている若い人たち(同世代・後輩)にメッセージを

 
偉そうに物言える立場ではないかもしれないけど、それを踏まえて言わせてもらえるならば、別に今現在の自分が完成形ではないし、むしろずっと死ぬまで100%の自分にはなれないんですよね。

だとしたら、今できることを精一杯、形にするしかないんだと思います。
売れる売れないではなく、自分の表現を高めていくという過程として。

そして、今までの自分に縛られず、沢山音楽を聴いてください。
沢山の素晴らしくて衝撃的な音楽に出会うはずです。
それは時に自分の理想形を否定する素晴らしさかもしれない。
でもそうやって壊して、また作り直してのループの中でしか成し得ない成長や、大きな発見があります。

僕が音楽を始めた頃は、今ほど自由に知らない音楽に手を伸ばせる環境がなかった。
だけど今は世界中の数えきれないくらいの音楽にアクセスして吸収できる環境がある。
今、ほんとにめちゃくちゃに恵まれた時代だと思うんですよ。
CDが売れないとか、そういうデメリットを大きく凌駕(りょうが)するくらいに可能性に満ち溢れているなって感じます。

ぜひ、そんな環境をうまく乗りこなして、
新しいあなただけの音楽を発信してほしいです。

<ライブ・音源リリース情報>

 
【LIVE】Tohoku Innovation Fes
9.21(土)@青葉の風テラス 屋外ステージ
(仙台市地下鉄東西線 国際センター駅2階)
※イベントの詳しい内容・時間などはウェブサイトでご確認ください。

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