食で身体を整えよう
Beauty! Good! Miracle!vol.17
こんにちは、遠刈田温泉にある台湾飲茶のお店「台灣喫茶 慢瑶茶(たいわんきっさ まんようちゃ)」オーナーの佐藤雅宣です。
みなさんは、コロナ禍で家に篭りがちでなんとなく気分が重かったり、落ち込んでいたりしていませんか?
中華圏では、病気を治す薬と食べ物は根本的に同じであるという「医食同源」の考え方が根付いています。お店でお出ししている台湾のお料理もその一つ。
通常お店では、注文をいただいたお料理を提供していますが、よく知った方がお店にいらして、なんだかいつもより元気がなさそうだな、というときは、体調に合わせたお料理を提供させていただく、なんてお節介もしています。
コロナ禍で、気分が落ち込んでしまい学校の課題に手をつけられなかったり、仕事に集中できなかったり、プライベートでも生活スタイルが崩れがちなど、不調を抱えている皆さんの参考になるように、中華圏の食の考え方に基づいて3つのポイントをお話しします。
旬の食べ物を食べる
台湾をはじめとする中華圏では、季節や体調に合わせて口にするものを選ぶ「医食同源」の考え方が根付いています。
なんだか難しそうですが、実は、日本でも形を変えて根付いている考え方なのです。「栄養バランス」って一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。食事で体調を整えるという考え方は日本の食生活にも根付いているんです。
旬の食べ物はその季節毎に必要な栄養を体に届けてくれます。これから一層寒くなるので、白菜、大根などの根菜類がおすすめです。お店では、その旬の野菜を使った「その日のベジ定食」を提供しています。
無理をしない
時には食べたいものを食べて良し
中華圏では、喉の痛み、発熱といった風邪の症状が出る以前に、なんだか調子が悪い状態を「未病」と考えています。
そのような状態で我慢をするとストレスが溜まってしまい、悪循環が起こりやすくなります。そんな時は無理をしないで休むことが一番です。無理して完璧な料理などせず、時には、食べたいと思ったものを食べてもいいんです。心や体が求めているものを素直に食べたり、気分転換をしてみると良いと思います。
「誰か」と食事をする時間の大切さ
「衣食住」という言葉があります。どうしてこの順番で並んでいると思いますか?
人間は、社会の中で生きています。「衣」は服の意味もありますが、パーソナルなキャラクターをも表します。「食」はコミュニティを作るために、料理を囲んでみんなで食べることを表し、「住」はコミュニティの受け皿である場を表します。
仕事や学業に追われていたり、コロナ禍で、誰かと一緒に食事をすることが難しい状況も相まって、一人で漫然と食事を摂っているという方も多いかもしれません。
今は同じ空間にいられなくても、時にはオンラインも上手に取り入れて、「誰か」と同じ「時間」を共有しながら食事をするだけでも気分転換になるはずですし、一人で食べるより満足感も得られるはずです。
食べることは生きること。食べ物で体は作られます。
健康に生きるために、まずは自分の体と心の声に耳を傾けるところからはじめましょう。
ぜひお店にもお越し頂き、旬の食べ物を食べて、元気になっていただければと思います。
お店では、本場台湾から仕入れている様々な種類の台湾茶を揃えています
台灣喫茶 慢瑤茶
住 所 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉本町14 営業時間 10:00~18:00 定休日 火曜、水曜 https://drop.tools/lp/NZCCCFA Facebook @ManYaoCha Instagram @taiwan.cafe_manyaocha