Beauty! Good! Miracle!
vol.4
こんにちは!「ANNA VINTAGE」のReiです。
前回ご紹介した、カメのぬいぐるみのSLO(ソロ)ちゃん。
先日、お客様の元に「お嫁」に行きました! 新しい持ち主の元で大切にされていくことでしょう。
さて、改めて私のお店は、ヨーロッパなどで買い付けたお洋服や雑貨を扱うセレクトショップです。お客様には、「洋服や雑貨を見るだけではなく、空間を楽しむお店ですね」と度々言っていただけます。中には、「居心地が良くてここに住みたい」と言って下さる方もいらしてとても嬉しいです。今回は、私の「空間づくりのこだわり」をご紹介します。
その1. レイアウトに高低差をつける
お店では、商品のディスプレーに高低差をつけることを意識しています。
例えば、ハンガーラックも段差があるものを使うと、見やすく、ディスプレーに動きが出ます。
お洋服の色をグラデーションのようにそろえたり、柄物をまとめたりすると見栄えも良いです。
その2.「かご」や「布」を活用する
ストールやアクセサリー類などを棚や収納ボックスにしまっている方は、ぜひ見せる収納を。お店では特に籐かごを活用しています。ラフに入れていても様になるのでおすすめです。
アクセサリー類は、アンティークのクロスや刺繍入りのハンカチの上に並べています。
何を持っているか一目瞭然で、使う時も便利ですよね。
その3. お気に入りのアイテムでアクセントを
お店の天井から吊り下げている大きなドライフラワーのブーケは、開店当初にオーダーして作ってもらったもの。お店の雰囲気を作るのに一役買っています。
ここまで大きなものでなくても、ドライフラワーはマスキングテープで壁や窓に貼るだけでアクセントになりますし、お花を空き瓶などに生け、アクセサリー類の横に置いてもいい。お花でも、ぬいぐるみや雑貨でも、お気に入りのものをひとつ飾るだけで空間が楽しくなります。読者の皆さんも、ご自宅のレイアウトの参考にしてみて下さいね。
そもそも私の空間づくりは、大学時代に観た様々な映画にルーツがあります。映像制作を勉強していたこともあり、これまでに1,500本を超える映画を観てきましたが、その中でもチェコやフランスの映画の世界観にとても影響を受けています。
これまでに観た映画は、スマホのアプリで記録しています
チェコスロバキア時代の映画『ひなぎく』や、お店の名前の由来にもなっているフランス映画『アンナ』で描かれている女性の少女性、可愛らしさと相反するシュールレアリズム。そんな映画の中の世界観を現実に表現することができたらどんなに良いだろう。
そんな想いが高じてお店をオープンしたのが25歳の時でした。あれから4年、少し大人になったけれど、女性ならずっと持ち続けている少女の一面を残し続けたい、という想いは変わっていません。
10〜20代前半、映画に夢中になり、映画の中の登場人物が身を包むファッションに影響を受け、やりたい事に全パワーを注いできた私ですが、BGM読者の方の中には、そもそもやりたいことが何なのか分からない、という方もいらっしゃるかもしれません。
まずは難しく考えずに、好きなものを食べて、好きなお洋服を着て、好きな物に囲まれて過ごす、それで十分なのではないでしょうか。
あなたのお部屋が、自分にとっての「一番好きな空間」になれば、私も嬉しいです。
ANNA VINTAGE
住所 仙台市青葉区国分町1-3-13 遠藤ビル2階 営業時間 12:00~19:30 定休日 不定休 https://annavintage.net/ Twitter @your_anna_ Instagram @anna.vintage