長町から立町へ
新天地でも愛される変わらぬ美味しさ

地下鉄広瀬通駅からは賑わう仙台の町並みを、西公園駅からは桜や紅葉などの季節の移ろいを感じながら、どちらの駅からも散歩がてら10分程で行けるカフェに行ってきました。
入り口に大きな木製の扉を構える「喫茶 久遠(くおん)」は、2022年10月のオープンから多くの人で賑わっています。

店内は、アンティーク家具を中心に、落ち着いた照明とインテリア。ゆったりした曲調のBGMが印象的です。
店名の「久遠」は仏教に由来する言葉で、遠い過去または未来、永遠を意味しているそう。
長町で5年間の営業を経て、”新天地の立町でも想いを変えず、時を超えても愛されるお店になるように”という願いが込められています。 長町で人気だったメニューを引き続き提供しているので、その味を求めて立町まで足を運ぶお客様も多いそう。
ドレープが美しい
2色ソースの絶品ふんわりオムライス

ランチタイムは、ワッフルプレートやエッグベネディクト、オムライスなどの食事も注文できます。今回は人気のオムライスを注文しました!

うっとりするほど美しい卵のドレープが特徴の「ドレス・ド・オムライス」には、2色のソースが添えられています。
まずは、自家製デミグラスソースを豪快に一口。昔ながらの洋食屋さんのような王道ソースで、卵とバターライスをまとめあげています。

そしてもう一種類は国産ズワイガニを使ったクリームソース。やさしいクリームソースがバターライスの中の野菜とマッチして、また違った味わいを楽しめます。
一度に2種類の味をいただける、ちょっと得した気分になってしまうオムライスでした!
自家焙煎コーヒーとティラミス

店内には大きな焙煎機も備えられています。提供・販売されているコーヒーは自家焙煎。お食事後やスイーツと一緒に注文する方が多いそう。
季節のフルーツを使用したケーキを期間限定で提供するほか、チーズケーキやティラミス、カヌレなど通年で注文できるスイーツメニューも豊富。

強みである自家焙煎のコーヒーを使用した「ティラミス」は特にオススメです。
スポンジからジュワッと溢れ出すコーヒーの苦味と、たっぷりのマスカルポーネクリームがマッチ。本日のコーヒーでいただいた中深煎りで程よい苦味のある「ペルー」とも相性ばっちりですよ!
自分の好きなコーヒーと出会える
カッピング体験

さまざまなコーヒーメニューがある中で、自分の好きなコーヒーはどれだろうと迷ったことはありませんか?
久遠では、前店舗の時から定期的に、「カッピング」というコーヒーの香りや味を評価や判断する会を開催しています。
ワインでいう「テイスティング」にあたるもので、複数種類のコーヒーを飲み比べることができるので、自分の好みを発見できたり、新しいコーヒーとの出会いがあったりするかもしれません。
コーヒーの知識が乏しくても参加できるのかお尋ねしたところ、店主の伊集院さんが「コーヒーをまだまだ知らない人こそ、カッピングをきっかけにしてみては」と背中を押してくれました!
月1回のペースで開催されるようなので、気になる方はお店のSNSで情報をチェックしてみてくださいね。
喫茶 久遠
仙台市青葉区立町4-12 朝日プラザ立町101
Instagram @kuon_kissa
営業時間 11:00~19:00
定休日 木曜
電話 090-5195-3373
その他 席の予約は不可