ナンは日本のもの
印度カリー子のインドカレーを作っちゃおう
第2回
インドカレーといえばナン。そう思っている人は多いかもしれませんが、実はそうではありません。ナンはインドではマイナーであり、食べられる地域や場所も限られています。
白くてもちもちのナンを作るためには300度以上の高温を出せる窯が必要で、これは一般家庭にはありません。インド現地の屋台では、窯をドラム缶などで代用しているものを目にしますが、ナンは円形で、日本のナンほど大きくなく、そして固いものが多いです。
つまり、私たちが普段食べている白くてもちもちで大きいナンは、「日本で発達した文化」と言っても過言ではないのです。(ちなみに、広瀬通のラジというお店はナンが絶品といううわさで、今度帰省したら食べてみようと思ってます。)
では、インドでは何が主食として食べられているかというと、米やチャパティ(全粒粉の薄いパン)が一般的です。チャパティの方がナンよりも軽く食べられてカレーに合うので、私も家で作って食べることもあります(私はインドカレー屋で、メニューになくてもオーダーすることもあります)。
チャパティは簡単でヘルシーです。是非挑戦してみてください!
チャパティの作り方
8枚分
材料
全粒粉 | 250g |
水 | 150ml |
食塩 | 小さじ1/2 |
サラダ油 | 大さじ1 |
作り方
1. ボールに入れてよくこねます。水は少しずつ加えてください。
2. 8等分にして、濡れ布巾をかけて30分休ませます。
3. 1〜2㎜の薄さで、均一に生地を円形に伸ばします。
4. 十分熱したフライパンに生地を置いて弱火で1分。裏返して1分ほど焼いたら完成です。
うまくいくと膨らんで、生地が層状になります。
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