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古着屋「chuple」のカウンターでポーズをとるメグミさんとカツゲンさん。後ろには「chuple」オリジナルのロゴトートバックがか見える

古着屋「chuple」から学ぶ、
古着の魅力、ひとの魅力

 数年後には社会に出て働けって?! そんなバカな。まだまだ僕・わたしは、このゆる〜いモラトリアムの中でアレコレ考えたいしイロイロやりたいんだ!
 第2回は、古着が大好きな大学生・八嶋歩が、仙台の一番町にあるお気に入りの古着屋「chuple(チュプル)」のカツゲンさん、メグミさんご夫婦にインタビュー!
 古着のことはもちろん、お店を始めたきっかけや、これから社会人になる僕たちが大事にしたいことについて教えていただきました!

Nov 12, 2020     

古着屋「chuple」から学ぶ、古着の魅力、ひとの魅力

Boys & Girls in Moratorium 〜いまのうちにいろいろやっちゃえ〜 Vol.2

 一番町の古着屋「chuple」は、2018年にカツゲンさん、メグミさんご夫婦が始めたお店です。店内は山小屋をイメージして作られており、落ち着いて古着との出会いを楽しめる空間になっています。メンズ・レディースアイテムともに、個性的で可愛いセレクトがお店の魅力の一つです。

木を使い暖かみのある古着屋「chuple」の店内の様子。

古着が大好きな僕、八嶋歩も、お客さんとして気軽に何でも聞くことができるお二人に、オススメアイテムについて色々と教えてもらいながら、実際に試着してみることにしました。

インタビューを行う学生ライターの八嶋くん
 

80年~90年代のブルゾンジャケット

八嶋くんに80年~90年代のブルゾンジャケットの説明を行うメグミさん

メグミ
80~90年代のⅯサイズは現在のL、XLサイズに相当します。レディースアイテムなのですが、男性も着ることができます。当時はボリュームシルエットが流行りだったんですよ。

鏡の前で80年~90年代のブルゾンジャケットを試着する八嶋君

八嶋
かわいいですね。

メグミ
腰回りの紐を閉めるとシルエットが変わって、ジップを閉めると丸みを帯びてかわいいんですよ。柄がごちゃごちゃした感じではなく、落ち着いた色あわせなので派手過ぎず着やすいんじゃないかなって。

80年~90年代のブルゾンジャケットを着た八嶋くん

八嶋
普段着ることのないカラフルなアイテムでも、実際に試着したらいいなって思えますね(笑)ダボってしてるボトムスを合わせるとかわいいですよね。

メグミ
ダボっとしたものでもかわいいですし、スキニーとかフレアパンツでもかわいいです。

八嶋
これまでレディースアイテムをお店で見てきたことがないので、新たな発見です!

メグミ
私の中でメンズ・レディースの概念を決め切ってはいなくて……。
一応雰囲気で分けてはいるんですけど、レディース側にもメンズのお洋服はかけていて、女性にもメンズアイテムを可愛く着てほしいなっていうのがあります。

 

80~90年代のペーパージャケット

紙を加工したような素材のジャケットを羽織る八嶋君

メグミ
紙を加工したような素材のジャケットです。
色味、デザインがすごくインパクトあるのが80年代っぽいです。着てみますか?

八嶋
はい! 着心地がしっとりしていていいですね。羽織にちょうどいいですよね。

メグミ
そうですね! 重ね着がおすすめです。メンズアイテムって女性のアイテムより着れるバリエーションが少なくなりがちなので、柄やカラフルなものを取り入れるとぐっと幅が広がって楽しいかもしれないです。

八嶋
早くも古着屋さんの魅力が伝わってきます。

メグミ
今のお洋服屋さんでは作ってないような色合わせ、シルエットが沢山あるのでそういうところが魅力かなと思います。自分が良いって思った古着を取り扱えるようにしていきたいと思っています。

八嶋
良いって思うのはどういった基準なんですか?

メグミ
何がいいかは年代・素材などディティールで絞られるんですけど、+αでこういう色着たいな・こういう形好きだなとか……。自分の見てきた中でも特に面白いと思うものを選んでいます。
例えば「LEVI’S」が好きだったとしても、他の方が選ばないような面白いデザインだったりを選んでいきたいなと思ってます。

八嶋
目新しさや他の店では見ないようなものを主に選んでいるんですか?

古着屋「chuple」内で色鮮やかなストライプのワンピースを持つメグミさん

メグミ
そうですね。このビビッドカラーのワンピースも発色が好きで。売れるかどうかではなく、好きなものを持ってきたいなと思っています。個人的に好きなものに囲まれているお店です。
20代前半のお客様でも、ビビッドで一見合わせ方が難しそうなものをすっと選んでくれる。古着に関して寛容で、色々なテイストを柔軟に受け入れてくださる若い方が多いと仙台に来て感じました。
他にも1960~70年代の古着、映画・音楽が好きっていう人もいて。
私の印象では東京に負けないぐらいコアなお客さんがきてくれて楽しいです!

八嶋
感性のコアな部分に共感して若いお客さんが来るんですね。

メグミ
逆に30代の私たちより年上の方たちが、これ懐かしいって言ってくれたりもします。
当時着ていたものを思い出して買ってくれたり、「こういうの欲しかったんだよね」とか。
リアルに70年代青春してらっしゃった方たちに共感して頂けるのはうれしいです。

 

これまで手に取らなかったデザインのアイテムに袖を通し、新しいファッションにも挑戦したくなったところで、お二人の出会いやお店ができるまでについても伺いました。

 

古着って「俺のだな」って感じる瞬間がある

古着屋「chuple」のオリジナルトートバッグ。太陽が山間から昇るようなお店のロゴが描かれている

八嶋
「chuple」を開く前、お二人は東京で働かれていたのですか?

メグミ
私は地元が登米市で、大学4年間は仙台に住み、就職で東京に上京しまして……。
主人とはお互い職場が高円寺だったので、高円寺で出会いました。

八嶋
カツゲンさんは東京が地元ですか?

カツゲン
地元は北海道です。18~19歳で上京して、20年ほど東京で暮らしていました。東京に行ったのはミュージシャンになりたくて。

八嶋
では音楽をやりながら洋服屋さんで働かれていたってことですか?

カツゲン
いや洋服屋さんで働いたことはないです。20代は建築関係、30代は飲食の仕事をして。30代は自分でバーをやってました。だから一度も洋服屋で働いたことはなかったです。

八嶋
そうだったんですね! 学生時代からお洋服は好きだったのですか?

カツゲン
中学時代に初めてなりたいと思っていたのが古着屋さんだったの。

八嶋
そうなんですね! 古着は身近なものでしたか?

カツゲン
そうだね。中学の時に古着ブームが来て、「原宿シカゴ」っていうお店で、今では考えられないスーパービンテージが1,500円で売っていたり。そこで古着が好きになってずっと着てます。

古着って新品にはない、「これ俺のだな」って感じる瞬間があって。「ⅽhuple」のキャッチフレーズの「あなたの服あり〼」っていうのもそこからつけました。「これ自分のだな」って感じるものがあなたの服ですよっていう。

「ⅽhuple」のキャッチフレーズの「あなたの服あり〼」のポスター

八嶋
お店に初めて来たとき、看板のその言葉に引き寄せられて入りました。
僕が選んだトレーナーをカツゲンさんが「これ君のだよって」言ってくれて(笑)

メグミ
決め台詞みたいな(笑)

八嶋
メグミさんも学生時代から古着が好きですか?

メグミ
そうですね。友達とお洋服を買いに行って、初めて買ったのが古着だったんですよ。初めてアルバイトしたのも古着屋さんだった。
元々洋服はすごく好きだったんですけど、その中でも古着屋さんは特別だなって思うことは多かったです。他にないデザインや前に着ていた方の下手なお直しがあったり……。ニュアンスで感じるバックボーンがとても面白いから好きです。服が好きで色んなものを見ていくうちに辿り着くのは古着でした。古着は他と違う何かがあったのかなって思います。

 

出会う前からそれぞれ
「chuple」を開く準備をしていた

古着屋「chuple」のカツゲンさん

八嶋
お二人はそれぞれ違う職業でしたが、どのように出会われたのですか?

カツゲン
同じエリアに住んでいて、同じ飲み屋にも行っていて。喋ってはいないけど「見たことあるな」くらい。

メグミ
私が勤めていた古着屋さんにも多分来てくれていたんです。
だからお互い目には入っていました。

八嶋
そうなんですね。そこから仲良くなったのはいつ頃でしたか?

メグミ
3年前です。

カツゲン
比較的最近知り合った(笑)

メグミ
2017年7月くらいかな。

カツゲン
そのあと猛スピードで店ができた(笑)

メグミ
結婚して、子ども出来て、お店バーン! みたいな(笑)

カツゲン
俺は建築の仕事をしていたから、店の内装の設計デザインをして、什器も全部作った。メグちゃんが山小屋のイメージで作りたいって言って。そのイメージを確認して作っていったんだよ。
出会って店ができるまで猛スピードだったけど、「お互いにこの店をやる準備をしてたんだ」って思わないと合点がいかないくらいきれいに仕上がって。基本的には店のアイテムはメグちゃんが選ぶ、店の内装は俺が作る。俺は「chuple」建築部兼工事部みたいな(笑)

メグミ
私は仕入れ担当(笑)

カツゲン
売るのは2人で売る。だから内装をこうしたいなっていうのがあれば、俺が工事して増やしたり、減らしたり。今は窓を鏡にしたいなって思っている。

八嶋
どんどん変わっていきますね!

カツゲン
うん。過去が全部今に活かされてる。店の工事も、お客さんの接客もやってきたし。服には携わってないけど、この店をやる準備をしてきたなーって。

メグミ
お洋服の知識も大事だと思うけど、大事なのって、お客さんに向き合うこと。その方をよく見てお話しできないとおススメできないし共感できないから、カツゲンの経験値はとても必要です。出会う前から準備して待っていてくれたんだなって思います。

古着屋「chuple」のカツゲンさんの横顔

八嶋
まさに運命ですね。出会ってからお店を開くまで時間はかからなかったですか?

メグミ
付き合い始めたくらいの時に、カツゲンに「古着屋で働いている」って言ったらものすごい喜んで。「将来自分で古着屋やりたいから、経験値積みたくてアパレルやってきたんだ」って伝えたら、「じゃあ一緒にやろうよ」って言ってくれて。その時はできたらいいねって自然に返せて。何気ない会話だったけど、実現できたのはすごいなって。

八嶋
仙台という場所は二人でお決めになったんですか?

メグミ
妊娠・出産・子育てを考えたときに、仙台は自然豊かで、大学時代に住んでいて好きな街だったので仙台に決めました。

カツゲン
元々は高円寺で古着屋やろうって言ってる間に妊娠・出産のタイミングが来て、仙台の方がメグちゃんの地元にも近いし安心感もあるなってことで。出産前に仙台に来て、出産して、子どもが1歳になる前にこの店を出して。もうドタバタで(笑)

カツゲン
ミルクあげながら不動産屋行って、話聞いたりして(笑)ようやく最近落ち着きました。

メグミ
買い付けも家族みんなで行くという(笑)

八嶋
お子さんをInstagramで拝見するのですが、元気いっぱいの様子が写真や動画から伝わってきます。

カツゲン
子どもを1歳になる前に買い付けに連れて行ったとき、外国の方に「Hi!」って言われたら子どもが「Hi!」とか「see you.」とか自然に返していて。

メグミ
子どもってすごいなって思う。アーケードでも外国の方とハイタッチしたり(笑)

八嶋
どちらに似たのですか?

メグミ
彼女の個性かと……でもハイタッチはどっちもするなあ(笑)

カツゲン
親よりもイケイケかも!

 

家族・仕事どちらの時間も
大事に変わった

古着屋「chuple」でのインタビューの様子左から学生ライターの八嶋くん、メグミさん、カツゲンさん

八嶋
お子さんがいたりという環境の中で、お店をやってなかったら気づかなかったことはありますか?

メグミ
今まで仕事とプライベートは分ける考え方だったけど、しっかり家族の時間を作ってこそお店でも一生懸命集中して働けるという。
かつては何でもがむしゃらに頑張りたいタイプだったけど、家族・仕事どちらの時間も大事だなって変わりました。

八嶋
カツゲンさんはどうですか?ご自身の変化とか。

カツゲン
「chuple」を開く前は、お客様への接し方が、10年やっていた飲食業の接し方じゃダメなのだろうなって思っていた。けど実際やってみると、変わらなかった。だから変わった話というより、変わらなかった話かな(笑)

メグミ
でもそういう気づきがあったんだよね。

カツゲン
最初は構えたんですよ。やったことない職業だから、新しい接客スタイルを身に付けないとと思っていました。でも飲食のときのスタイルでいいってわかったときは安心しましたね。

 

仙台の人は古着屋さんを探している

古着屋「chuple」内でハンガーラックに掛かったシャツ。

八嶋
お店を始めて、仙台の人や土地柄に対して気づいたことってありますか?

メグミ
まんべんなく市内や宮城県、県外から車でいらしてくださる方もいます。あと五橋通が近いので、付近でお仕事をされている方が看板を見て来ることもあります。
結構古着が好きで、古着屋さんを探しているという印象が年代を問わずありますね。年配の方も「新しい店できたから来たよー」って。県内外問わず探してきてくださる方が多いです。

カツゲン
あとうちは置いている7割がレディースアイテムなんです。だからメンズアイテムが欲しい中高生の女の子が、「メンズアイテムが欲しいけど、メンズの古着屋は気が引ける」っていう理由で、来てくれます。メンズライクの古着を求めている女の子は、どちらも扱っていると入りやすくていいって聞きます。

メグミ
あと建物全体が、ヨガや美容室、フラワーアート教室など、女性のお客様の利用が多いので、帰り際立ち寄って常連さんになってくれたり。

 

躊躇しちゃう服こそ
チャレンジしてみてほしい

八嶋
僕は「好きなものを着る」っていうのがモットーなのですが、お客さんにどんなものを着てほしいというメッセージ・思いのようなものはありますか?

メグミ
似合う服を一緒に探すのはもちろん、着てみたいけど躊躇しちゃう服こそチャレンジしてみてほしい。
その方が普段さらっと着れるようにスタイリングするのが結構好きです。だから、迷っていたら「こういう風に着たらかわいいですよ」ってお話しながら提案したり、紹介できるようにと思っています。

八嶋
カツゲンさんもおすすめしてくださいますよね。

カツゲン
うん。

メグミ
カツゲンの提案のファンが結構多くて。以前自分のご家族にプレゼントを選ばれた方が、すごい喜んでくれたって、また来てきてくれて。今度は自分のTシャツをどれがいいかなって相談するくらいお客様から信頼されてます。

八嶋
それだけ提案が喜ばれるっていうのは、カツゲンさんが直感的にその方に合う洋服をお勧めしているってことですよね?

カツゲン
そうですね。

メグミ
カツゲンはお客さんと話している時に、似合うコツ、身長や好きな色とかポイントを聞くのがうまくて。記憶力もいいからその情報も覚えていて「この間この色だったから次はこの色いいんじゃない?」とか分かりやすく紹介してくれる。だからお客さんも「この人だったらまた相談しよう」って思ってくれるんじゃないかって。おススメも親身になってお話しているのが伝わるので、お客さんも嫌な気がしないという。それがカツゲンの魅力かなと思います。

 

あなたの服あり〼

古着屋「chuple」のラックと、壁に掛けられたデザイン白Tシャツ

八嶋
大事にされていることや言葉はありますか?

カツゲン
「あなたの服あり〼」ですね。やっぱり服を見たときに「これ俺のだ」って思う瞬間があるから、みんなにもあるなって。

メグミ
私は服を仕入れるときに、着て頂く誰かを想像してピックすることってものすごく多くて。「あなたの服があるように」って心がけていますね。

カツゲン
人の服を買ってくるわけだから、いろんな人に似合うっていうのを想像できるほどいいですよね。

メグミ
いつもとても想像しています(笑)

 

一心同体

古着屋「chuple」のカツゲンさんがインタビューにこたえる様子。メグミさんがそれを見つめる

八嶋
お店と自分の関係性はどのように感じていますか?

カツゲン
一心同体な感じはありますね。お店の中の什器をこうしたいっていうのは、体のどこかがかゆい感覚になります(笑)
今は落ち着いたけど、始めて1年くらいはずっとお店のことを考えて、夜にお店に工事しに行ったりしていた。今は休みの日は休もうって。最近はコロナでしっかり休んだときに「休むっていいなー」って思って(笑)

メグミ
家族みんなで一日中過ごせるって幸せだなって。

カツゲン
休む勇気をコロナからもらった(笑)

メグミ
お店にいる時間も大事なんですけど、お家にいるときにひらめきや、これからのお店のことをいい雰囲気で話せるので、店じゃない時間の取り方もすごく重要だなって思います。これは自分でお店始めなかったら分からなかった感覚ですね。

 

偶然出会う人が
自分を育ててくれる

八嶋
お二人が今まで生きてきて大事にしてきた言葉や信条はありますか?

メグミ
自分の理想としては面白い人になりたくて。興味を持たれる人間というか。
信念としては楽しいこと、やってみたいことはやってみようの精神で生きてきた人間なので。お遍路とか海外27カ国回ってみたりとか……。やってみたいことをチャレンジするようにはしてきました。
面白いことをやってみよう精神でやっていると、不思議なことに周りから支えられるようになって(笑)チャレンジする自分でもあり、支えてもらえる自分でもあり。

八嶋
いろいろな経験が人を豊かにするなって思います。

古着屋「chuple」でインタビューにこたえる黄色のTシャツにニット帽姿のメグミさん。

メグミ
それはありますね。いざ違う土地に行ってみると、一歩踏み出したことで、どんどん背中を押す人が現れるんですよ。例えば泊まりたいって思ったら「女性専用の宿があるよ」って教えてもらったり……。
何かやりたいって言うと、階段を踏むようにいろんな人との出会いがあって。自分が動いたから知り合える、偶然出会う人が自分を育ててくれるなって感覚はすごいありますね。

八嶋
カツゲンさんは今日まで大事にしてきたことはありますか?

カツゲン
職業・業種問わず自分以外の人に支えられないことには生きていけないので、いろいろな人と交流をもって裏切るようなことをせず、信頼関係を築いていくことが大切だなって。今、思いました(笑)

 

太陽の通り道

古着屋「chuple」のホログラムステッカー。太陽が描かれている

八嶋
「chuple」ってどういう場所だとお考えですか?

カツゲン
「ちゅぷる」ってアイヌ語で「太陽の通り道」って意味なんですよ。仙台の一番町でそのような存在でありたいなって。

メグミ
来てくださる方はもちろん、仙台の方にとって太陽のように寄り添えるお店でありたいなって思いますし、来た人が元気になるパワースポットになっていきたいなって思います。

八嶋
「ちゅぷる」という言葉は以前から知っていたんですか?

カツゲン
俺がアイヌの家系の生まれだから知ってた。由来は俺が朝5時まで営業してるバーをやっていた時に、「夜中働きたくねーよ」ってお客さんに愚痴ってて(笑)
昼にカフェバーやりたいなって思ってたんですよ。その時に考えていた名前が「ちゅぷる」だったんですよ。だから10年前にはあって。カフェバーやるぞって思っていたら古着屋さんになった。(笑)

八嶋
お名前を聞いたときはしっくりきました?

メグミ
しっくりきました。10年くらいずっとお店やりたいっていうビジョンはあったんですけど、お店の名前が決められなくて。そんな時に「ちゅぷる」って名前がいいよって。
キーパーソンが現れたと思いました。

 

環境や出来事に惑わされず
楽しいこと、好きなことを選んでい

八嶋
最後に、本当は僕だけに特別に教えていただきたい気持ちなんですが(笑)、これから社会人になる学生に対して、メッセージや楽しく生きるコツを教えて頂きたいです!

メグミ
例えば、新しい場所でお仕事や生活が始まる。それって大変だと思うんですけど、それでも素直にやりたいことを選ぶ。何もそんなに大きなことじゃなくて、例えばカップラーメン食べたいと思ったら食べるとか(笑)

小さいことでも、「やりたい」と思ったことを新しい環境でやっていけば、自分なりに新しい事柄が見つかったり出会いがあったり。
あまり環境や出来事に惑わされずに、楽しいと思うことや好きなことを選んでいけば楽しくなると思います。

八嶋
カツゲンさんはどうでしょうか?

カツゲン
何でも物事には表も裏もあるから、見えるとこだけじゃなくて、裏もみて判断する。失敗しながら学ぶものだと思うけど、失敗は少ない方がいいと思うから。騙されることはない方がいいからね。
あと、交通事故と健康には気を付けて、おいしいものを食べてください!

八嶋
今日は本当にありがとうございました!贅沢な時間でした……。

メグミ
こちらこそ、ありがとうございました!

八嶋
またぜひおいしいラーメン屋を教えてください(笑)

カツゲン
そうですね。食べに行きましょう!

 
古着屋「chuple」の看板前で学生ライターの八嶋くんを囲みポーズをとるメグミさんとカツゲンさん

photo by はま田あつ美

仙台古着屋 chuple

  住所   仙台市青葉区一番町1-4-26 SAルミナビル 2F 営業時間 10:00~18:00 定休日  月曜定休 Instagram @chuple_sendai Twitter  @ChupleSendai

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BGM of "BGM"

antennasiasan (vocal) とNerve (track) により1999年に結成。ブリストル・サウンド、ダブなどをルーツとする。アルバムごとに音楽性の幅を広げつつ、一貫して、sanのヴォーカルを軸としたトリッピーなサウンド/ベース・ミュージックを追求している。現在(2018年)まで、国内外のレーベルから、8枚のオリジナル・アルバム、3枚のリミックス・アルバムを発表。