BGMのオススメ

Boys & Girls in Moratorium
〜いまのうちにいろいろやっちゃえ〜 Vol.1

数年後には社会に出て働けって?!そんなバカな。まだまだ僕・わたしは、このゆる〜いモラトリアムの中でアレコレ考えたいしイロイロやりたいんだ!
仙台の学生たちが、今やっていること、これからやりたいこと、最近の流行りを、自称オトナとゆる〜くトーク。
記念すべき第1回は、BGM連載「+suki」でライターを務めてくれている東北大学4年生の村上敦哉さん、音楽とカフェ巡りが好きな東北工業大学3年の齊藤美幸さんのお二人と一緒に、BGM編集部メンバーで、社会人2年目の平山がトークしました。

Nov 2, 2019   

BGM編集部・平山(以下平山):今日は、参加してくれてありがとうございます。
まずは、村上さん。BGMの連載「suki(タスキ)」の記事を書いてくれているよね。

村上敦哉(以下村上):そうですね。2018年11月に、仙台市市民活動サポートセンターで、河北新報の夕刊を作るワークショップに誘われて参加したのが、BGMで記事を書くことになったきっかけです。その後は、大学の研究やサークル活動を取材して紹介する、「東北大学新聞」でも記事を書いていました。
「+suki」で、何か新しいことをしている人を取材し、仙台、東北に発信していけることは楽しいことだなぁと思っています。この間は、東北工業大の「ヤギプロジェクト」を取材しました。しれっと長町キャンパスに行ったんですよ。

齊藤美幸(以下齊藤):どうでした?

村上:キャンパスが大年寺山のふもとにあるじゃないですか。テレビ塔が3本並んでいる足元。見晴らしがすごくいいですね。

平山:齊藤さんは、東北工業大のライフデザイン学部で勉強しているんだよね。

齊藤:そうです。安全安心生活デザイン学科というところなんですが、2020年4月に、生活デザイン学科に名前が変わります。

平山:そうなんだ! 大学で何かやっている?

齊藤:「ロッ研」と呼ばれているロックバンド部で、ボーカルやってます。

一同:へぇ〜!! かっこいい!

気になることは、やっぱりタピオカ?

平山:今、仙台にタピオカ屋がすっごい多いよね。私、気になってる(笑)

村上:齊藤さん、タピオカ、飲みに行きます?

齊藤:行きますっ!(笑) 家の近所にもできたんですよ。今多いですよね。

平山:全部、飲んだ?

齊藤:全部は制覇してないですよ〜(笑)

平山:一軒一軒回って、何が違うのか知りたい。

齊藤:甘さとか、氷の量とか、調節できるところもあります。

平山:そうなんだ! 実は私、一軒も行ったことないんだよね。

齊藤:仙台駅のエスパル東館にある「Bull Pulu(ブルプル)」は、すごい種類あります。

村上:いつも並んでるもんね。

齊藤:様子を見て、今だ! って時に並ぶ。

平山:タピオカみたいに、流行りのものを追いたい!っていうジャンルはある?

村上:僕たちの世代って、興味があることがあればそれに一直線みたいなところがあるよね。例えば、アニメ好きだったら、新作はチェックしているし、ライブ好きだったら、アラバキ、サマソニの情報はチェックしていると思うし。流行りのものにはむしろ疎いかも。

齊藤:そうかも。もう、それに詳しい友だちに聞いちゃう。仙台はめっちゃカフェがあるから、詳しい友達にオススメを聞いて行ったりしてる。

村上:知らないことがあれば教えてもらうかな。自分たち世代って、好きなことがそれぞれあるので、お互い認めちゃってる部分はあるかも。自分は知らないけど、あの人が知ってるからいいや、みたいなところはあって。この人に聞けばいい、みたいな。だから、「これ知らないと損してるよ」みたいなことはあんまり言われないのかな、と思いますね。
逆に言うと、知らないから仲間外れ、じゃなくて、知ってる人と繋がる、そういう節はあるかも。浅く広くつながっているから楽しい。

齊藤:確かに。でも、みんな、遊ぶところがなくて、食べるところしかないから、時間持て余しているっていう声はよく聞く。食べてるとお腹のキャパがあるじゃないですか。ずっと食べてばっかりじゃいられないし。

村上:遊ぶところが少ないのは確かにそうかも。齊藤さん、遊ぶっていったら?

齊藤:アーケードしか行くところがない。

村上:うん、アーケードおさえておけば何とかなるし、飲むってなったら国分町。

齊藤:そうそうそう!
探すってなったら、SNSで調べますね。インスタグラムなんか特にそうですけど。「#仙台カフェ」って調べればすぐ出てきて。ここ良さそう!って思ったら行ったりする。
写真はひと目で見れて、一番分かりやすい。東京とかに遊びにいく時も「#東京」とかで調べて……

村上:「#東京」で調べるんですか!?すごい多いんじゃ……

齊藤:すごくたくさんでてきます。その中で、渋谷でこういうのあるんだ〜と思ったら、今度は「#渋谷」で……と、どんどん絞っていく感じ。

平山:最近インスタで見て、実際に行ったところとかある?

齊藤:すごくあるな〜。原宿に一人で行った時、「CAFE LUIGI(カフェ・ルイジ)」っていうカフェに行きました。路地裏にあって、めっちゃ良い雰囲気のところで。そこでは、サンドイッチ食べました。野菜とかチキンがたっぷり挟まっていて、パンがめっちゃ分厚かった。そこに行って、自分でも撮ってたインスタのストーリーにあげました。

インスタ、使い方のこだわり

平山:インスタで、通常の投稿とストーリーの使い分けのルールってあるの?

齊藤:どこか行った時はストーリーの方が多いですね。投稿は、一回あげて、アーカイブして、数日後に戻す、みたいな。(笑)

平山:投稿を非表示にするってこと?

村上:ストーリーのアーカイブ機能?

齊藤:違います。

—— しばし、齊藤さんからインスタグラムの機能説明

齊藤:私は、見せるよりは記録したいので一回アーカイブにします。何かを広めたかったり、本当に楽しかった〜っていうのを知ってほしい時は、そのまま投稿として載せるんですけど。

村上:残したいか、そうじゃないかっていう使い分けはありますね。

平山:SNSはいつ見てる?

村上:朝起きてすぐ、電車の移動中、寝る前。

齊藤:同じく、そんな感じです。

村上:SNSを見るのが習慣になっちゃってるところはありますね。習慣の中で情報を仕入れちゃう。

齊藤:SNSは、隙間時間があれば見ちゃいます。

平山:ということは、情報源は、まずSNS?

齊藤:そうですね〜。ツイッターで気になる記事のリツイートからリンクを見たりすることはあるけど、改めて自分で調べて見るってことはないですね。

村上:僕は、がっつりgoogle大先生にお願いして調べたりしていますね。でも、ツイッターとかで何かこれ面白そうだな〜って記事を知ることも増えてきている。SNSが情報を探すツールとして欠かせなくなってきているな〜という実感はすごくあります。

平山:どんな記事を見てるの?

齊藤:音楽系が多いかも。YouTubeのリンクとか貼って広める人もいるので。
最近びっくりしたのは、山形のすっごいでっかい芋煮会! すご! と思って。テレビで回ってくるニュースより、ツイッターで回ってくるものの方が速いなって思っちゃって。SNSでニュースを見る機会も多いかな。

村上:YouTubeからもいろんな情報を取り入れてますね。一般の人の中にも、ユーチューバーがいるので、そういう人が、仙台のこのお店が美味しいよっていう内容の動画を作っていたりとか。学生でもいますね。

齊藤:私の知り合いにもいます。その子は、メイクとかあげていたかな。。顔は隠して、歌とか歌っている子もいますね。

村上:僕は仙台ネタに興味があるので、仙台のオススメスポットとか、仙台の高校あるあるとかをただだべっているだけのチャンネルとか(笑)そういうの、ちょっと面白れぇなと思って。娯楽として観ているかな。

齊藤:動画や写真の方が分かりやすいんですかね。

村上:分かりやすくて、速いんじゃないんですかね。スポーツ新聞でもツイッターとかやっていて、いい写真だな〜と思って記事を見たり。
僕は、宮城県外の新聞社に就職が決まっているんですが、言ってみればSNSとは対極な媒体じゃないですか、新聞って。新聞自体読まれなくなってきているけれど、新聞社の発信する記事の情報はSNSで拡散が速いし、新聞社側も早く出すとこ勝負、みたいなところもあったりするのかな。そういう波にも乗っていかなきゃなと、僕は思っているし、多分、そうじゃないと若者は記事とか見ないんじゃない?って思います。

しばし、おやつタイム

平山:ここで、おやつタイムにしましょうか。今日は、東北大学病院前の「べるん」というお店で買ってきました。BGMでも紹介(宮城看板放浪記 第三回 「べるん」)したんだけど、お菓子とパンだけじゃなくて、カツ丼弁当も売っているお店!

村上:へぇ〜!どれがいいかな。これかな。

齊藤:オレンジのがいい。いただきます!
大学病院の近くには友人が住んでいて、メロンパンのお店や、カフェもあるんでその辺りに行ったことがあります。カフェは、「MOTHER PORT CAFE」だったかな。オススメです。

村上:そのカフェ行ったことあります! めかじきのカレーが美味しいですよね。
何かこうやって、情報がどんどん連なっていくな〜。

平山:ところで、ふたりは一人暮らし?

村上:僕は実家です。

齊藤:今年から一人暮らしなんです。1、2年の頃は岩手の実家から学校に通っていました。

一同:ええ〜!!

齊藤:北上っていう一関の上のエリアから、新幹線で通っていました。最寄駅から家が遠かったので、トータル片道2時間。
今は一人暮らし中で、楽しいです! 自分の時間が増えました。実家にいるとどうしても家族の時間に合わせなければいけないので。

平山:家族には何て言って一人暮らしを始めたの?

齊藤:「ごめん、もう通うのが辛い。一人暮らししたい」って(笑)
最初は反対されたんですけど、1年間説得して何とか。バイトも遊びもできなかったから。実は私、5人姉妹の4番目。姉妹みんな岩手にいるんですけど、さすがに一人ぐらいいいだろ、って(笑)

平山:よく1年間岩手から通ったね〜。アパートはどうやって探したの?

齊藤:両親と一緒に探しました。大学からは3~40分離れているんですけど、岩手と比べたらめっちゃ近いので(笑)親が気にしていたのは、道が明るく、人通りの多いところですかね。あとはきれいさ。テレビインターホンがもともと付いていない家だったんだけど、大家さんの好意でつけてもらいました。

平山:それは安心だね。仙台と岩手で、違いってあるの?

齊藤:全然違いますよ! 盛岡は岩手の県庁所在地だけど、それでも仙台とは比べものにならないなって。何て言えばいいんだろうな。いろんなものが仙台で留っているなって思います。そっから情報が上に行かないなって。

村上:仙台に行けばなんとかなるなって感じはあるよね。僕、多賀城にずっと住んでいるんだけど、仙台には20分で来れちゃうから。多分、齊藤さんも北上にいた頃は、盛岡に行けばなんとかなるって思っていたと思うけど。

齊藤:そうですね〜。

平山:さっき仙台は遊ぶところがないって話が出ていたけど、岩手にいた時、地元の友達とはどこで遊んでいたの?

齊藤:百貨店の「さくら野」が北上にあって、近辺の高校生が遊べる場所がそこしかないって感じだった。映画館もその中にあったのでそこに行ったり。あとは、電車で盛岡に行ったり、ちょっと遠出なら、仙台に高速バスで行く感じでしたね。

遊びの定義

齊藤:遊ぶって何なのか、がわかんなくなってきた。男子だったら、「スポッチャ」に行ったりするのかもしれないけど。

村上:仙台に「スポッチャ」がないの、何とかしてくれ〜!

平山:「スポッチャ」……?

齊藤:「スポッチャ」は、バッティングセンターがあったり、バスケとかバドミントンとかスポーツ系のアクティビティが色々できる施設のことです。
でも、そういう遊ぶかぁ、って感じ。改めて聞かれるとわからないけど。
私は、博物館とか美術館行くのが好きなので、そういうのも遊ぶに入るのかな〜って。図書館も好きだし、服を見て回るのも好きだし。難しいな。

平山:社会人になって、学生の頃と違うな、と感じるのは、社会人になると……お金がある。

村上・齊藤:いいな!お金ほしい。笑

平山:バイトでお金をもらうっていっても限度があるじゃん? 大学行って、課題やってからのバイト。時給も上限があるし、1日にバイトできる時間も限られてるし。社会人になった今、その頃よりはお金があるなと思って。行きたいと思ったところに行けるようになったのが一番嬉しい。私にとって「遊ぶ」ってことになっているのかな。

齊藤:…行きたいところ……。私、まだ海に行って…ない(笑)今のうちに、海行きたい!!

遊びをつくる

平山:実は、BGMを通して、一緒に何かできたらいいなと思っていて。今やってみたいことって、何かある?

村上:僕の場合、やりたいことがありすぎて。例えば、海外に出たことがない。何なら、本州から出たことがないから、自分の経験値をあげるために海外に行きたい。
それから、宮城から就職で離れる前に、地元に恩返ししたいなと思って、最近は市民活動を盛んにやってるんですね。自分の中では、多賀城市民の皆さんにインタビューをして、皆さんが考えている町の魅力を、リーフレットみたいなものにまとめて、オリンピックも近いので、いろんな人に見てもらいたいな、と。こう思えるのも「+suki」とかの取材をやったおかげかな。
実際に何か事を起こして、成果を残している人たちの声を聞くと、自分も頑張らなきゃなって思う。逆に取材で勇気をもらったり。落ちてるネタがいっぱいあるんだなと。

平山:齊藤さんはどう?

齊藤:まずは、海に行かないとって感じですね。

村上:もう秋……(笑)

齊藤:それから、地元のお祭りの踊り、盛岡だとさんさ踊り、仙台だとすずめ踊り、そういうのに参加してみたいな、と。
あと、地元で、ここを活用すると絶対面白いのにな〜っていう場所が結構あるので、そこで自分でイベントをやったりとか楽しそうだな〜と思うんですけど、実行するのは難しそうだなぁ。

村上:何かやるのって、難しいと僕も思ってた。「+suki」を始めて知ったのは、いろんな人が自分のやりたいことをやっているからこそ結果が出ていること。怖いとか関係なく、粘り強くやっている姿を見て、難しいと思っていることも、一歩踏み出せばできるんじゃないかな〜と思って。やろうと思えば、意外とすんなりできちゃったりするかもしれないですよ?

平山:できるよ! 一緒にやろう! やっちゃえばできる!

村上:エネルギーがある人って、繋がっていくんですね。やりたいことがある人同士で繋がって何かするって、僕はそれこそが最大の「遊び」なんじゃないかって思う。

平山:自分で楽しいと思うことをして、遊びを作るってことだね!

齊藤:遊びを作るか〜! やりたいです! 考えているだけで楽しくなってきました!



  
村上敦哉(右)
  
多賀城市出身。東北大生。
  
大学では報道部に所属しており、引退後はBGMでライター活動中。宮城が大好き。
  




  

  
齊藤美幸(左)
  
岩手県北上市出身。東北工大生。
  
大学ではロックバンド部に所属。ボーカル担当。美術館に行くのが好き。
  



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antennasiasan (vocal) とNerve (track) により1999年に結成。ブリストル・サウンド、ダブなどをルーツとする。アルバムごとに音楽性の幅を広げつつ、一貫して、sanのヴォーカルを軸としたトリッピーなサウンド/ベース・ミュージックを追求している。現在(2018年)まで、国内外のレーベルから、8枚のオリジナル・アルバム、3枚のリミックス・アルバムを発表。