1分コラム

連載スタート特別企画!
THE BACK HORN 松田晋二氏 特別対談

音楽についての雑文……という事でスタートする第1回。とは言え音楽に対する知識など砂糖粒ほどしか持ち合わせて居ない身分故、いかがなものかと思案していた矢先。東北を代表するミュージシャンの一人にして日本を代表するバンドTHE BACK HORNの松田晋二氏が良きタイミングで来仙したため、その知名度と、コネを使い……初回は松田氏との対談を掲載する。

Jan 21, 2019   


 
THE BACK HORNとは
1998年結成。“KYO-MEI”という言葉をテーマに、聞く人の心をふるわせる音楽を届けていくというバンドの意思を掲げている。2001年シングル『サニー』をメジャーリリース。FUJI ROCK FESTIVALやROCK IN JAPAN FESTIVAL等でのメインステージ出演をはじめ、近年のロックフェスティバルでは欠かせないライブバンドとしての地位を確立。そしてスペインや台湾ロックフェスティバルへの参加を皮切りに10数カ国で作品をリリースし海外にも進出。 www.thebackhorn.com/
 
松田晋二氏
ドラム。福島県東白川郡塙町出身。
 
 
―THE BACK HORNで仙台に初めて来たのは?
 
松田
インディーズの頃MACANAでやった『ラム・チョップ』ってイベントが初めてですね。1999年か2000年くらいだったかな?
 
―20年くらい前から……何度も来てると思うんですけど‟個人的に”仙台の街の『ここが良いな』って所と『もっと工夫したら良いんじゃないかな』って思うところがあったら教えて下さい。
 
松田
仙台の好きなところは……定禅寺通りとか色んな通りが広くて、街並みも大きく、安心な街づくりになってるところですかね(笑)
 
―安心な街づくりって、消防局とかのスローガンじゃないんだから。
 
松田
いや、ホントに!都会だけどガチャガチャしてないっていうか、品があって……定禅寺通りとか、大袈裟かもしれないけどパリのシャンゼリゼ通りみたいな……
 
―パリのような雰囲気は、俺だぢの住んでだフグスマにはねがったがんな! 郡山ぐれえ都会だったら話はべづだげんちょ、塙や石川には木ど田んぼど畑しかねえんだがら!(笑)
 
松田
そう(笑) 田舎町からすると仙台っていうのは大都会だったから、自分としてはものすごく憧れを抱いてたんだけど、来てみて思ったのは東北ならではの安心感がある。東京ほど密集した感じや無機質な感じが少ないところが
 
―逆に『もっと工夫したら良いんじゃないかな』って感じる部分は?
 
松田
音楽をやってる人間としては、もっと音楽がみんなの生活に溶け込んでいく街であったらいいなとは思いますね。今もDatefmの「Mega☆Rocks」とかイベントはありますけど、もっと仙台ならではの独自の音楽文化みたいなものが根付く環境だったらいいな……と
 
―ライヴハウスとかクラブとかは沢山あったし、あるけど街の文化とは切り離されてる感じが否めないもんね。
 
松田
そう。だから季節の移り変わりに合わせて、街並みの美しさの中に音楽が調和するようになったらいいな……とは思いますね
 
―最後に。今年2019年、THE BACK HORNとしての目標と、松田さんの個人的な目標があったら教えて下さい。
 
松田
バンドは21年目に突入しまして……色々な音楽がこの世の中に在り、新しいバンドも生まれてくる中で、20年続いてきた僕らの歴史や足跡を、無理に時代に合わせて変えたりはせず……でも僕らもこの時代に生きてる。だから同じ時代を生きてるみんなと共存して20年培ってきた僕らの音楽をより、みんなの悲しみや、悩み、音楽に求めているもの……そこにどう寄り添っていくか、みんなの心に届くようなものを自分たちなりにどうやって作っていけるか?っていうのが21年目からの僕らの向かう所かなって思っています。THE BACK HORNの運命(さだめ)として……ってすげーいい事言ってるよコレ!音楽雑誌で話しても良いくらいの……(笑)
 
と話す、東北愛に溢れる松田晋二さんに感謝しつつ……
THE BACK HORN 2019年の最新情報はwww.thebackhorn.com/へ!

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BGM of "BGM"

佐藤那美宮城県仙台市荒浜出身の音楽家。ピアノを中心にエレクトロニカ、アンビエント、ストリングスなどのサウンドを取り入れる。CMや映像作品に多く楽曲提供。レッドブルミュージックアカデミー2018inベルリンに選出。関連記事はこちら