1分コラム

Cell division アンファミリア・ヘッズ —見慣れない頭部—

NYにてメイクの経験を積む傍ら、ヘッドピースの制作に取り組み、マンハッタンのギャラリーで個展「Unfamiliar Faces」を開催した、仙台出身のヘアメイク & ヘッドピースアーティスト Yoko Zaikawaの作品を紹介。

Aug 26, 2018     

アンファミリア・ヘッズ —見慣れない頭部—
第8回 Cell division(細胞分裂)

 
今回は動画を加えての作品紹介です。もともとは連続した写真になるように撮影されたもので、ヘッドピースを5つほど制作しました。
 
私の制作スタイルとして、既成品(おもちゃ、日用雑貨、部品など)を複数組み合わせて作ることが多いのですが、この作品については珍しく、イメージを形にするために一から作りあげました。
 
大量の角材に数cmごとに印をつけ、ノコギリで切り出し、接着剤で立方体のようなパーツにしてから、むくむく増殖したような造形に作りあげていきます。何十本もの角材を、何百ピースにノコギリで切り出す作業は想像以上に大変でした!
 
手は痛くなるわ、作業の終わりは見えないわで、電動ノコギリの購入を何度も真剣に考えながら(結局購入せず)、途中何度も投げ出したくなりつつも、アパートの部屋の片隅でギコギコと角材の切り出し作業をした思い出深い作品です。
 
大変な制作過程ではありましたが、撮影してくれたフォトグラファーとモデルさんのおかげで、素敵な作品に仕上がったお気に入りでもあります!
 
撮影は2014年のものなので、だいぶ時間は経っていますが、今こうやって動画にしてみると(動画にする予定ではなかったけれど)、動画にぴったりの作品にも思えます。
 
 

 


 
Photo : Shuji Sugiura
Headpiece/Make-up : Yoko Zaikawa
 
2014年 
素材:角材、塗料
 

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Yoko Zaikawa
仙台市出身。東北芸術工科大学デザイン工学科卒業。東京にて大手アパレルメーカーに勤務後、ヘアメイクにキャリアチェンジのため渡米。NYにてメイクの経験を積む傍ら、ヘッドピースの制作に取り組み、マンハッタンのギャラリーでソロ個展「Unfamiliar Faces」を開催。現在は帰国し仙台にてヘアメイクとして活動中。

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佐藤那美宮城県仙台市荒浜出身の音楽家。ピアノを中心にエレクトロニカ、アンビエント、ストリングスなどのサウンドを取り入れる。CMや映像作品に多く楽曲提供。レッドブルミュージックアカデミー2018inベルリンに選出。関連記事はこちら