BGMのオススメ

インタビューを行う二人の背中

カフェ「PANORA」から見える
これからのパノラマ風景

 数年後には社会に出て働けって?!そんなバカな。まだまだ僕・わたしは、このゆる〜いモラトリアムの中でアレコレ考えたいしイロイロやりたいんだ!

 「Boys & Girls in Moratorium 〜いまのうちにいろいろやっちゃえ」第3回は、仙台で「IT」をキーワードに様々な人々や、そこから生み出されるこれからの「当たり前」を発信していく、コミュニティWebメディア『SENDAI INC.(センダイインク)』とコラボレーション!

 バイクが趣味の大学生・高村拓弥が、宮城発のオーダーシステムを導入し2020年8月に紫山の宮城県図書館内に新しくできたカフェ「PANORA」で、お店のプロデュース、運営を行っている、borderact(ボーダーアクト)株式会社の中澤大祐さんに、PANORAの魅力や、イベントやプロデュースの仕事について教えていただきました。

SENDAI INCのサイトでは、この取材の舞台裏をご紹介! ITやBGMの新たな一面がわかるかも!

Dec 23, 2020     

カフェ「PANORA」から見える
これからのパノラマ風景

Boys & Girls in Moratorium 〜いまのうちにいろいろやっちゃえ 第3回

‘PANORAの店内の様子大きな窓にIKEAでそろえた家具が並ぶ

カフェ「PANORA」は、紫山の宮城県図書館内にオープンしたカフェ。
全面ガラス張りの店内には光がたっぷりと差し込み、座席からは外の森の様子が見られて、季節の移り変わりを感じながらコーヒーやフードメニューを楽しむことができるお店です。

バイクと読書が趣味の僕、高村拓弥は、普段はお洒落なカフェは入りづらくてなかなか入れませんが、PANORAは図書館内にあるカフェだということで、本を読みながら飲食が出来るのかな……? と興味を持ちました。

実際にどんな風にお店を作っているのか、PANORAを運営するborderact株式会社の中澤大祐さんに教えていただきました。

PANORAにて対面でインタビューを行う様子

高村拓弥(以下高村)
高村です。よろしくお願いします。

インタビューを行う学生ライターの高村君

中澤大祐(以下中澤)
このカフェのプロデュース・運営を行っているborderact株式会社の中澤です。よろしくお願いします。

インタビューにこたえるborderact株式会社の中澤大祐さん

高村
僕は今回はじめて取材をするのですが、中澤さんは取材は慣れていらっしゃいますか。

中澤
聞くことは慣れているんですが、聞かれるのは全く慣れていないです。というのも、前職でラジオ番組を作る仕事をしていたので、インタビューする方のお手伝いは10年弱程していました。だから質問はいっぱい考えることができるのですが、質問される側はあまり慣れていないんです。

高村
そうでしたか。僕はまだ1回目なのでアシストして頂けると嬉しいです(笑)。

中澤
わかりました。リラックスしていきましょう。

 

「四季の台所」 は景色が一番の売り

PANORAから見える緑あふれる木々

高村
「PANORA」というカフェを、どうして紫山に作ったのでしょうか 。

中澤
前に入られていた飲食店が抜けられて、その後1年半ぐらいこの場所が空きっぱなしだったんです。「こんないい空間なのに空きっぱなしはもったいない」と考えました。元々うちの社員がよく紫山に来ていて、カフェレストランをやるならこういうところがいいよねってみんなのイメージが一致したため、紫山に作ることになりました。

高村
PANORAという名前には「四季のパノラマ」という意味があるそうですが、お店からの風景がパノラマということでしょうか。

中澤
そうですね。店内は入り口から奥の席まで20m位あって、天井までガラス張りで、外には森が広がっている。それがパノラマの風景になって四季の変化が見られるようになっています。今日は天気が良いので緑がすごく濃く見えますね。

高村
そうですね。僕は仙台市の宮城野区に住んでいるんですが、一番近い森までおそらく10km以上はあるので、このように森が近い店は珍しいです。

カフェのコンセプトが「四季の台所」だそうですが、他に同じようなコンセプトを掲げたカフェはなかったのでしょうか。

中澤
特に何かを参考にしたのではなく、他のネーミングとかぶらないように調べて決めました。 なので、新しいカフェのコンセプトとして「四季の台所」としました。

高村
素敵なコンセプトですね。それなら逆に、これから「四季の台所」というコンセプトを掲げたカフェが増えていくといいですね。

中澤
そう思いますね。どんどん真似してほしいと思います。

高村
カフェというのは、お店の方の趣味などがすごく濃く反映される印象が強いです。しかしこの店ではあまりそういったものが感じられなかったです。まるで公共の場所の様です。それは何か意識されているのでしょうか。

中澤
こだわりをなくすというのではなく、景色が一番の売りなので、それを邪魔しないように店内を装飾していくのが逆にこだわったところです。元々店内の柱はコンクリートの打ちっ放しだったんですね。それを木で囲うことによって、外の空間とマッチしてくるんです。 無機質な感じもかっこいいんですが、木を使うことによって温もりを入れていきました。

高村
木は温かいイメージがあるので、コンクリートだけよりもすごく柔らかい雰囲気になっていて良いと思います。

中澤
ありがとうございます。お店の家具は「IKEA」さんにサポートしてもらっています。テーブルや椅子や食器、外のダイニングもすべてIKEAさんのものです。

PANORAの店内の様子
 
PANORA の店内の様子。黒いテーブル、丸椅子などの家具はIKEAのもの

高村
今日は平日の昼間ですが、お客さんがたくさん見えました。ズバリ人気はどうなのでしょうか。

中澤
おかげさまで、オープンから数カ月ですが、気に入ってご利用頂けていると思います。

高村
どういったお客さんが来ますか。

中澤
図書館を利用されている方はもちろん、近隣のお客様もその次に多いですね。 紫山、桂、寺岡、あとはもちろん仙台市内各所からもいらっしゃっています。

高村
公共のスペースにカフェのような休めるスペースがあると、利用する方がリラックスできると思います。

中澤
図書館の中って静かにしていないといけないじゃないですか。でも図書館で本を借りてここに来てもらえれば、誰かとおしゃべりや食事をしながら本が読めるし、雰囲気を変えることもできるのがいいなと思います。

高村
PANORAはコロナ真っ只中で開業されました。今日もお店に入る時に手指のアルコール除菌と検温をしましたが、何かお客さんから指摘や要望だったり、店で対策はとられましたか。

インタビューにこたえる中澤さん

中澤
店舗のオープンを考えている時はコロナの前だったんですよ。それでだんだんコロナが流行ってきてしまったんです。もし流行り始めた段階で店を出すことが決まったら、対策の方法がわからないのでもっと苦労したと思うんですよね。

でも、ある程度対策をしているお店が増えていたり、自治体から感染予防のガイドラインを出したりしてくれたので、最初から除菌液を準備すること、体温を測る機械を置くこと、カウンターに飛沫感染対策用のアクリルボードを設置すること、店内の掃除は徹底する、そういったことは準備出来ていたので、お客様から感染対策の面で指摘を受けることは今のところはないです。

高村
苦労もありましたか。

中澤
コロナに関しては分からないものなので、人によって「距離を取って下さい」の距離も違うし、分からない部分もあるんですけども、一定の基準はできているんじゃないかなと思います。

 

PANORAはすごいんだぞ

高村
ここまで僕から質問させていただきましたが、今度は中澤さんから、このカフェはこういう「すごい」ところがあるんだぞと自慢していただきたいです。

中澤
実は売りがたくさんあります。まずはコーヒー。
コーヒーはレギュラーコーヒーを誰にでも飲んでいただけるように、低価格設定で準備しているのはもちろんなんですが、月替わりでハンドドリップのコーヒーを準備しています。

高村
実は僕、コーヒーが飲めないのであまり詳しくないのですが、ハンドドリップがどういう意味か教えていただけますか。

中澤
あらかじめ淹れて準備しておいたコーヒーをお出しするのがレギュラーコーヒー。対してハンドドリップというのは、お客さんから注文を受けたらその場で豆を挽いて、フィルターに挽いた豆を入れて、そこにお湯を垂らしてコーヒーを淹れる。今使っているコーヒー豆はスペシャルティコーヒーといわれ、オーガニックのものが多いんです。

コーヒー豆は生のままだと緑色なんですが、焙煎すると焼けて茶色くなります。焙煎は国内でやっていまして、日本国内に何千という焙煎する人・ロースターがいて、その中でも人気のあるロースターから仕入れています。それがPANORAの月替わりコーヒーで、毎月2種類ずつあります。

高村
四季どころじゃなく一年で12回も変わるんですか! しかも2種類ずつということは、お店に来るたびに味が変わるということですね。

PANORAでインタビューを行う高村くん

中澤
コーヒーに関してはそうですね。コーヒー好きな人は飲み比べていただきたいです。

高村
コーヒーが飲めれば良かったと思います……。

中澤
お茶や紅茶は飲める?

高村
好きですね。

中澤
それなら、宮城の女川町にある「OCHACCO(オチャッコ)」から青い日本茶を仕入れているので、それがおすすめですよ。

高村
青い日本茶って何ですか?

中澤
紅茶でよくいわれるフレーバーティーってあるじゃないですか。それの日本茶バージョンのような飲み物ですよ。

高村
あ、でも日本って緑のことを青っていますよね。

中澤
違うんですよ。本当に青いんです。

高村
そうなんですか!

中澤
うちで今出しているのはアールグレイポートシティ。青い日本茶なので写真映えすると思います。ちなみに甘いものは好き?

高村
好きですね。

中澤
良かった。デザートは全部お店で作っていますよ。

PANORAで取り扱うチョコレートが並ぶ

チョコレートは「AURO CHOCOLATE」というブランドのもので、Bean to Barです。これは直訳すると「豆から板に」で、カカオからチョコレートになるまでを一貫して作っているという意味です。

通常チョコレートは、農園で育てたカカオをどこかの工場でチョコレートにし、それを仕入れるんですけど、Bean to Barというのは農園と契約し、園内だけでチョコレートにしたものです。良さとしては一貫生産なので不純物が入りにくいこと。

昔、カカオ農家の方々は、値段を叩かれて購入されていたという経緯がありました。でも、Bean to Barはチョコレートになるまでの過程を全部そこで出来るということなので、農家の方々に対価をお支払いすることが出来る。だから生活も潤う。社会的、そして経済的な良さもあります。

話が逸れちゃったんだけど、AURO CHOCOLATEはフィリピンで作られているチョコレートです。そこから日本の代理店を通してPANORAに仕入れているんですが、お店で作っているデザートは全てそのチョコレートを使っています。

高村
これは食べてみないとですね!

中澤
本当においしいですよ。

インタビューに応える中澤さん
 

「O:der」でオーダー

質問してだんだん緊張がほぐれてきたところで、PANORAが導入するオーダーアプリ「O:der」を使ってみることにしました。O:derを使ってスマホから事前に注文しておけば、お店で待たずに商品を受け取れるそうですが、その使い心地は……?

宮城県図書館に入るカフェ「PANORA」で注文アプリ「O:der」を使っている様子

中澤
では、O:derを使って注文してみましょうか。

高村
皆さん結構使われていますか。

中澤
まだあまり使われていないです(笑)。というのは、O:derを導入しているお店が宮城ではまだPANORAしかないのです。常連さんじゃないと使わないです。後は僕らの力不足というのもあるんですが、O:derがどんなに便利かということもまだ伝えきれていないので、それが伝わればもっと使っていただけると思います。

高村
なんとなく事前に注文するのは分かりますが、店頭で注文するのと事前に注文するので、具体的にどのくらい時間が縮まるのでしょうか。

中澤
事前に注文するということは、お店にいなくていいんです。例えば、あと5分でお店に着くなと思ったらその時点で注文するんですね。コーヒーは2〜3分で淹れられるので、お店に着いた頃には出来上がっている。用意が出来たらお知らせ通知が来るので、スマホの画面に表示されている受付番号を見せれば、すぐに持って帰れる。それが一番便利だと僕は思います。ちなみに今のは飲み物の例ですが、食べ物も予約出来ます。

宮城県図書館に入るカフェ「PANORA」で注文アプリ「O:der」を使っている様子

コロナ禍で、お客様にとっては非接触で行けるという便利さ、店にとっては会計をするのが省ける便利さがあります。お店って一番人件費がかかるので、省人化にも繋がります。

高村
位置情報で店の表示順が変わるんですね。アプリを開いてから店を選ぶ手間がなく、あっという間に注文できました。

宮城県図書館に入るカフェ「PANORA」で注文品を受け取る様子
 

バイクは世代を超えて

席を移してオーダーしたフードメニューを待っている間、趣味のバイクの話題に。
なんと中澤さんも大学生の頃からバイクに乗っていたという意外な共通点が……!

中澤
高村君はバイクに乗るんだよね。何乗ってるの?

高村
僕は「ST250E」っていうバイクです。

中澤
若干オフロードに振ってるやつ?

高村
そうですね、同じエンジンでオフロードの車種もあります。

中澤
ST250Eってどこのバイク? スズキ?

高村
スズキです。「Volty」というバイクの後継車種で……。

中澤
あ、そうかVoltyか、Voltyと言われればわかる。俺もずっと大学の時から今もバイク乗っていて、「ハーレー」なんだけど。

高村
ハーレーいいですよね。アメリカンにも興味があって……。でもお金がないんですけど。

中澤
でもね、買おうと思った時が買い時だったなとは、大人になってから思ったね。

買おうと思ったのは本当は大学生の時。今はバイク屋さんとかでも最長何十回ローンとかっていうのがあるから。余計にお金はかかるけど自分の生活を圧迫しない感じで買って乗ることはできるから、「こんなんだったらもっと早く買っとけばよかったな」っていうのが後で買った俺としては思うね。

高村
大学生の時は乗っていなかったのですか。

中澤
大学の時はね、「Steed400」っていうのに乗っていて、友達と交換とかしてたんだけど、「SR400」にも乗ったり。あと昔のバイクで「CBX400」っていうのもあって、それも乗らせてもらったし、1日だけっていうのだと結構いろんなバイク乗ってる。今の俺のバイクはエンジンがかかんなくなっちゃって入院中。

高村
結構古いバイクですか。

中澤
古いっちゃ古いね。1980年。

高村
すごい古いですね。

中澤
40年前かあ。

高村
僕なんて生まれてないです。 バイク乗りってこう年齢や出身とか全然違っていてもバイクって共通点だけで話が弾みますよね。

 

食べる楽しみを思い出す

バイクの話が盛り上がったところで、オーダーしていたメニューが出来上がりました。

「PANORA」でケーキを前にborderactの中澤さんにインタビューの様子

PANORAのクリームがのったチーズケーキと青色の紅茶

高村
OCHACCOのお茶、本当に真っ青なお茶なんですね! 美味しいです。久々に自販機じゃないお茶を飲みました。やっぱり店で飲むのは別だなと感じますね。

中澤
いろんな所へ行かないといつの間にか、お店で美味しいものを食べる楽しみって忘れちゃうよね。

高村
そうなんです。じゃあチーズケーキもいただきます……おいしいです!
何がおいしいかって、チーズケーキらしさの酸味も感じて……しかもこのクリームみたいなのもヨーグルト風味で、くどさもない……伝えられてますか?

中澤
大丈夫です、伝わってます(笑)。チーズケーキはホワイトチョコが入っています。

PANORAのガトーショコラ。チョコレートはAURO CHOCOLATEのもの

中澤
ガトーショコラは、AURO CHOCOLATEを丸ごと溶かして作っているんです。普通のガトーショコラより舌触りなめらかな感じなんですよ。
上にかかっている白いのがナッツで、黒いのがカカオニブというカカオをつぶしたもの。それが練り込んであるので、カリカリという食感もちゃんと残っているんです。

高村
カフェってコーヒーの印象が強くて、コーヒーを飲まない僕からするとあまり行かなかったんです。でもお茶という選択肢もあるんだなと思いました。

中澤
後はフロートやチョコレートドリンクもあるので、チョコレートドリンクもこのAURO CHOCOLATEを使っていてなかなかですよ。

高村
次回ぜひいただきたいです。

 

つながりは一番大事なこと

美味しいケーキとお茶をいただきながら、これからの進路についても相談させていただきました。

PANORAでインタビューを行う様子

中澤
これから就職活動が始まるんだよね。狙っているところはあるの?

高村
自分がじっとしていられないたちなので、毎回現場が変わるような仕事がいいかなと思っていますね。新聞記者だったりすると、あっち行ったりこっち行ったりするので、そういうのがいいかなと思っていて、色んな体験をしたいです。

中澤
記者になるのにテレビ局じゃなくて、新聞社を選びたいのはどうしてなの?

高村
大学で学んでいるのが民俗学で、民俗学の手法は基本的に聞き書き調査なので、人からお話を聞いてメモをするような.……。そういう今学んでいるものが応用できたらなと思っています。

中澤
なるほど。じゃあ自分が取材したことを伝える自分の連載が出来ればいいね。いいなぁ、俺、大学の時に勉強したこと全く役たってないからなあ。

高村
中澤さんが働いているborderact株式会社はIT系ですか。

中澤
IT系というわけではなくてイベントの企画制作をする会社。元々うちの親会社がIT系の会社です。今はSNSマーケティングっていって、SNSを使った宣伝や、ネットの記事をどういう風に出せば見てもらえるかなどを調べたりしているよ。

高村
大学でコミュニティの授業を受けたことがあって、イベントの仕事も気になっています。みんな東京とかに行ってしまうんですけど、東北はこんなすごいところがいっぱいあるんだぞみたいな、そういうことをもっとを発信していけたらなと思います。

インタビューにこたえるborderact株式会社の中澤大祐さん

中澤
つながりというのは一番大事なことで、よくコネクションって言うんだけど、様々な方とのコネクションがあって、こんな素敵な空間をつくることができます、ということを示したかった。今回PANORAを作ることを通して「イベント会社が飲食店をプロデュースするとこうなるんです」という例を作りたかったんです。

ここのように空いている場所に狙いをつけて、飲食店や洋服屋さんをやりたい人がいる時にどういったことをすればいいのかを、うちの会社がノウハウとしてプロデュース出来ることを示すのが一番重要なところなんです。

でもそのためには、いろんな人に利用してもらわないとお店の名前も会社の名前も広まらないので、PANORAに来てくれる人が増えればいいなって思いますね。

高村
腑に落ちました。

中澤
飲食店の会社が飲食店を出すのは当たり前。イベント会社が飲食店を出すとなると、こんなことが出来るっていう例を増やす。そうやって「これからの飲食店のスタンダード」っていうのを作りたいっていうのがあるんです。コロナ禍っていうのもあるから、非接触で注文を受けられるアプリ「O:der」を導入したっていうのもその理由です。

インタビューを行う二人の背中

高村
今まで企業と企業をつなげる、そういう仕事はあんまり考えたことがなかったです。お客さんからしたら見えない仕事なので、そういうところを知ることが出来たのはすごい収穫です。知らないと絶対聞けないです。

中澤
マッチングというのはすごく大事なことだよね。繋がりがあると、困った時に助けてくれる人がいっぱいいるんですよ。
例えば、高村君のバイクが故障した時に、それが地元の盛岡だったら親戚に連絡すればなんとか助けてくれると思う。今後は俺に連絡くれれば岩手のバイク屋を紹介できるだろうし。そういう些細な繋がりから仕事がだんだん生まれてくるようになるんですね。

マネジメントって日本語にすると、人を管理するとか、店を管理するっていうだけに聞こえるんですけど、本来の意味は、目標をちゃんと立て、そこに向かうプロセスを考え、どうやって成功に導くのかを考えるということ。目標に向けていろんなものを組み合わせてあげられるのが、イベント企画やプロデュースの仕事の良いところなんだよね。

もし、将来高村君が新聞社に入った時、記者になったらどういう記事を書いて人を感動させるか、そこまでの絵を描いてみて。多分ゴールがあるとそこに向かえるから、良いゴールを自分で設定してあげる。それが出来るんであれば、今度は人に対してゴールを設定できるようになります。

高村
まず、自分のマネジメントができるようにならないと駄目ですね。

中澤
そうは言っても、僕もまだまだ自分に甘いからなぁ(笑)。

高村
今日は貴重なお話をありがとうございました!

中澤
こちらこそありがとうございました。

宮城県図書館内にあるカフェ「PANORA」の前に立つインタビューを行った高村くんと、中澤さん

この取材の裏側を『SENDAI INC.』のサイトで公開中!
ちょっと目線を変えてみると、ITについての新たな一面がわかるかも!

PANORA

住 所 宮城県仙台市泉区紫山1丁目1−1 宮城県図書館 西側 1階(地形広場前) 営業時間 9:00〜19:00 L.O. 18:00 ※DRINK 18:30 店休日 不定期 HP https://www.panora.cafe/ Facebook @PANORA.cafe Instagram @panora.cafe

『SENDAI INC.』とは?

仙台をフィールドとして「IT」をキーワードにつながる様々な人々、そしてそこから生み出されるこれからの「当たり前」を発信していく、コミュニティWebメディアです。 Webでの情報発信だけでなく、リアルなイベントも開催しながら新たなつながりを生み出し、明日を創るアイディアの社会実装を後押しすることで仙台市のIT産業の活性化へとつなげていきます。 https://sendai-inc.com/

photo by はま田あつ美

※この記事の取材・撮影は新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し行いました。

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BGM of "BGM"

Nami Sato
『Lily Yeats』
サウンドアーティスト。宮城県仙台市荒浜出身。アナログシンセサイザー、アンビエント、環境音などのサウンドを取り入れたトラックを制作。2021年3月31日、ロンドンを拠点とするレーベルTHE AMBIENT ZONEより最新アルバム『World Sketch Monologue』をリリース予定。